DDR Players Card


 なるものを作ってみた。具体的にはどんなものかというと、DDR(ダンスダンスレボリューション)がゲームセンターに出てきて今日までにたくさんのプレイヤーが現れ、そして去っていったわけである。ハイスコアで名を残した者、パフォーマンスで名を残した者、ネット上で名を残した者、その他いろいろ、出ては消えていった・・・、そんな彼らの歴史をデータベース化してカードに仕立てた物がDDR Players Card(略してDPC)である。ちなみに現在のところ公式には450件にとどめている。
 なぜこんなものを作ろうという気になったかだが、要は気まぐれだったりするわけで(笑)。
 2001年11月長野県松本市において「謎大会」なるイベントが行なわれ、自分もホイホイと松本まで行って大会に参加し、そのまま健康ランドまで泊まって、翌日もまったりとゲーセンで遊んだりした。そして帰りの特急に乗るまで松本のデニーズで時間を潰していたのだが、同じようにデニーズで時間を潰していた他の参加者と暇つぶしで有名なDDRのプレイヤーを出してみよう、ということになって思いつくままに出してみたら、そのときだけで160名近く名前が挙がってしまった(笑)。これはせっかくだからもったいない、ということで自分が抜き出したデータを預かりデータベース化し、カード化してみたわけである。


 で、これを何に使うんだ?という質問も多いと思うので使用例を出してみよう。

1.データベース。
 まぁ本来の使い方である。なんとなくあの人はどこに所属していたっけなぁ、などと思い出すときに見てみる。

2.カードゲーム。
 これが想定しているメインの使い方である(笑)。とはいっても試作品的に作って遊んでみたが遊び方がわからない、という意見があったのでいくつか例を出してみよう。

 a.「坊主めくり」
 百人一首の坊主めくりと一緒である。ところがDPCには写真やイラストなどまではさすがに入れていないわけで(つーか無理だってばさ)、それ以外の何かで判断するしかない。というわけで、下のような感じで遊んでみた。

 ルール:
  (1) 坊主はイタイ奴、姫は女子、イタイ女子は坊主扱い、自分で自分のカードを引いた場合は坊主扱い、中野。も坊主扱い。
  (2) DPCをよくシャッフルして裏のまま山にして置いておく。
  (3) 最初の人を決めて、時計回りで1枚づつ山から引いていき、オープンしてみんなの前で見せる。
  (4) カードを見せてからカード捨て場にカードを置いていく。
  (5) カードを見せたときに、2人以上から「イタイ」と言われたら、そのカードは坊主ということで手元のカードを全てカード捨て場に出す。
  (6) ただし坊主カードを引いたときに反論して納得させられれば坊主カード扱いにはならない。
  (7) 姫カードを引いたときはカード捨て場にあるカードを全て自分の手元に置ける。
  (8) 最後までカードを引いた後で自分の手元にどれだけカードが残っているかで勝敗が決まる。

b.「DDRどんじゃら」
 マージャンもどきのゲーム「どんじゃら」を想定してもらえればよい。手持ちのカードを関連付けて役を作って早く役を作ったものの勝ちである。

 ルール:
  (1) 基本は3枚1役、手持ちのカードは8枚が基本、役が揃った段階でその役を自分の前にさらけ出す。
  (2) ポン・明カンはOK、カードに書いていないことでもOK、1枚増えたら1枚捨てる、の繰り返しとなる。
  (3) 役は意味を複数つけられれば点数が高くなり、レア度が高ければ高いほど点数が高くなる。
  (4) 疑義が出た場合は参加者で協議し却下された場合は手札に戻す。
  (5) 1人が全て出し終ったら、他のプレイヤーは全員3枚強制的に渡され、また続きを始める。

 役の種類(ここにあるもの以外でももちろんOK、役の高さは参加者による協議とする):
  ・RCA(RCA隊員を揃えたもの、1st限定、BUZZ限定とかだとより高い)
  ・LCA(LCA隊員を揃えたもの、BUZZ隊員限定だとより高い)
  ・LLCA(LLCA所属を揃えたもの、団体的にRCA/LCAよりは点数が低い)
  ・その他所属チーム役(人数的に少ないとより高い、無名の団体を集めるとレア度が高くなる)
  ・管理人役(DDR○○組の組長や有名DDRのサイトの管理人だけを集めた役)
  ・趣味役(大食いを揃えたとか、楽器を演奏できる人を揃えたとか、なんでもあり)
  ・スタッフ属性役(これはPSSPや上板フェスタなどの大きな大会のスタッフをこなしている人)
  ・池袋三鬼龍(役満、1.5の時代に池袋三鬼龍と呼ばれたYsk-与作、中野。、池袋KIDのことを指す)
  ・Be For U(役満、Be For Uの4人のうち3人を揃えるもの、4枚揃えた場合は二倍役満)
  ・ACDPイエー(役満、ACDPの4人のうち3人を揃えるもの、4枚揃えた場合は二倍役満)

c.「大富豪」
 トランプの大富豪とルールは一緒。

 ルール:
  (1) 全員に15枚カードを配る。
  (2) カードの右上に属性が書かれているので、それを参考にして出す。
    1=スコアラー、2=パフォーマー、3=クリアラー・LCA、4=伝説・レアな人、5=その他
    (ただし、この属性は当てにならないこともあります。)
  (3) 最初に出し終わった人が富豪、最後に出し終わった人が貧民となります。

 最新のデータはここ